本ページはプロモーションが含まれています。
スポンサーリンク

酢の物のはどれくらい保存できる?長持ちさせるポイントや食材の選び方

スポンサーリンク

 

食欲があまりないときや暑い日はさっぱりしたもの食べたくなりますね。普段の食事でも味の濃い料理や揚げ物の合間に、爽やかな酢の物があると嬉しい。

手軽に作れるため、ついつい多めに作ってしまって、食べきれなかったという事もあると思います。(これ、まるで私ですが!)

残ったものは保存できるかな?と思う事もしばしば・・・

本文では酢の物の保存期間や保存方法、長持ちさせるポイントについて書いていますのでよろしければ参考にされてください。

 

 

酢の物はどれくらいの期間保存できる?

酢の物の保存期間についてはあまり気にしない方も多いかと思います。お酢に漬かっているからとつい油断しちゃいますね。

ここでは、酢の物の保存期間を決定する要素と保存期間の目安を紹介します。

 

食材による違い

酢の物の保存期間は、和える食材によって異なります。

  • ゆでダコ、大根、人参: 冷蔵保存で7日
  • キュウリ: 冷蔵保存で3日
  • わかめ、いかの燻製、カニカマ、ちくわ: 冷蔵保存で3~4日
  • しらす干し、ちりめんじゃこ: 冷蔵保存で1~2日

キュウリは水分が出やすく、しらす干しやちりめんじゃこは傷みやすいので、特に注意が必要です。

上記保存期間はあくまでも目安です。保存の環境や食材の状態によっても変わってきますので特に夏場は気をつけてくださいね!

 

出典:日本食品標準成分表|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

 

お酢の種類による違い

和える食材だけでなく、お酢の種類も保存期間に影響します。

三杯酢や甘酢を使った酢の物は、保存状態が良ければおよそ1週間程度保存可能です。しかし、土佐酢や松前酢など出汁入りのお酢を使った場合、保存期間は短くなります。

お酢自体は殺菌効果が高いため、常温で腐ることは少ないですが、出汁や食材からの水分が混ざることで保存期間は短くなるため注意が必要になります。

 

冷蔵保存した場合

食材や酢の種類にもよりますが、2日~1週間ほど保存できます。冷蔵保存は保存期間と美味しさを比較的保てる良い方法です。

ただ、冷蔵保存も完璧ではなく日が経つごとに酸化により風味が変わったり、いたんだりすることもあります。特に夏場など食べ物がいたみやすい時期は、なるべく翌日までには食べきるようにしましょう。

 

常温保存は避ける

常温保存では基本的に保存期間が短くなってしまいます。夏場は6時間程度、それ以外の季節であっても6~12時間程度が限度です。

お酢を使っているとはいえ、常温での保存は避けた方が良いです。どうしても常温保存になってしまう場合は、保冷剤を使って保冷し、直射日光を避けて涼しい場所に置くようにしましょう。

 

酢の物を長く保存するためのポイント

ここまでは、食材や保存方法によって保存期間が異なることを紹介しました。しかし、それ以外にも保存期間を長くするポイントがあります。

酢の物を長持ちさせるための3つのポイント

調理器具、保存容器も清潔なものを使用する

酢の物に調理中の水分や雑菌が入ると、保存期間が短くなる原因になります。調理中だけでなく、保存容器や箸に水分が付着している場合もあります。しっかりと洗って水気をふき取り、清潔な保存容器や箸を使いましょう。

 

可能な限り素手では触らない

調理の際に素手で触れることで雑菌が移ると、保存期間が短くなります。手の雑菌を完全になくすことは難しいため、可能な限り食材や漬け汁には素手で触らないようにしましょう。

 

空気に極力触れないようにする

酢の物が直接空気に触れると酸化が進み、風味が悪くなります。冷蔵庫に入れる時には、保存容器のフタをしっかりしめて冷蔵庫の奥側など冷気がよくあたる場所で保存すると良いでしょう。

 

酢の物をより長持ちさせるための調理のポイント

ここからは、酢の物をより長持ちさせるための調理のポイントを紹介します。同じ材料、同じ保存方法でも、これから紹介するポイントを押さえることで保存期間が変わってきます。ぜひ試してみてください。

 

調味料は漬け込む前に加熱する

漬け汁は、食材を漬け込む前に一度加熱して冷ましておきましょう。加熱することで雑菌の増殖が抑えられ、保存期間が延びます。また、加熱することでお酢の風味もまろやかになります。

 

出汁入りのお酢は避ける

土佐酢や松前酢など出汁入りのお酢を使った場合、保存期間は短くなります。なので保存したい場合は出汁の代わりに塩昆布を使用すればうまみもアップするのでおすすめです。塩昆布は出来れば食べる少し前に合えると良いでしょう。

 

食材の水分はしっかりと搾り切る

水分の影響水分が多いと雑菌が繁殖しやすくなるため、日持ちが悪くなります。

キュウリなどの水分の多い食材は、塩もみをしてしっかりと水気を絞りましょう。生わかめを使った場合も早めに食べきるようにしましょう。

 

酢の物のはどれくらい保存できる?長持ちさせるポイントや食材の選び方まとめ

酢の物を日持ちさせるためには、調理方法や保存方法に気を付けることが重要です。ポイントを抑えることで、より美味しい酢の物を楽しむことができます。

①漬け汁は加熱して使う: 雑菌の増殖を防ぎ、味をまろやかにする。
②出汁入りのお酢は避ける: 出汁の代わりに塩昆布を使用する。
③使う食材の水分はしっかりと絞る: 特にキュウリなどの水分の多い食材は塩もみをして水気を切る。

そして保存する際のポイントは

①調理器具、保存容器は清潔なものを使用する
②可能な限り素手では触らない
③空気に極力触れさせない

酢の物は、保存方法と調理方法を工夫することで日持ちさせることができます。ぜひ、上記のポイントを参考に、美味しく安全に酢の物をお楽しみください。