トマトが美味しい季節になると、ハヤシライス食べたくなったりします。でも、手元にはビーフシチューのルーしかない!なんてことはありませんか?
そもそもこれらのルーの間にはどんな違いがあるのでしょうか。そして、一方のルーを別のものとして使いまわしはできるのでしょうか?
ハヤシライスとビーフシチューのルーには、入っている材料には大きな違いはありませんが配合されている量に差がありハヤシライス用のルーにはトマトペーストやトマトパウダーがより多く含まれています。
そして自分流にアレンジして使いまわしもできます。
詳しくは本文に書いていますのでよろしければ参考にされてくださいね。
ハヤシライスとビーフシチューのルーの違いは?
ハヤシライスとビーフシチューのルーには、大きな違いはありません。どちらのルーも、メーカーによって多少の違いはあるものの、主に小麦粉、塩、砂糖、デミグラスソース、トマトペーストといった共通の成分を使用していていますが配分量には違いがあります。
ハヤシライス用のルーにはトマトペーストやトマトパウダーがより多く含まれているのが一般的です。
基本的には成分に大きな違いはないため、ハヤシライス用のルーがなくてもビーフシチュー用のルーでを代用し美味しく食べることができます。
アレンジしてオリジナルの味にも!
ビーフシチューのルーにケチャップやコンソメを加えることで、ハヤシライス用のルーと同じような味わいを出すことができます。
反対に、ハヤシライスのルーに赤ワインやバター、中濃ソースを加えてみると、ビーフシチューに近い味わいになっていきます。
他のルーを混ぜてマイルドな味にも!
さらに、ビーフシチューやハヤシライスのルーにクリームシチューのルーを少し加えると、クリーミーなハヤシライスやビーフシチューになりますよ。
ハヤシライスにクリームシチューのルーを加えると、酸味が減るので食べやすいと感じる方も多いのではないでしょうか?ぜひ試してみてくださいね!
ビーフシチューにクリームシチューのルーを加えると、クリームとビーフのマッチングが子どもたちにも好まれる味になると思います。
他の代表的なルーの組み合わせ
クリームシチューカレーは、カレーのルーとクリームシチューのルーを同じ割合で使って作る料理です。見た目がクリーム色に近くなるためでクリーミーな印象を受けますが、味はカレーの風味が強い感じです。カレー特有の辛さは抑えられ、マイルドな味わいを楽しめるので特に子供たちにも食べやすい料理です。
ハッシュドビーフとの違いは?
ハッシュドビーフとは
ハッシュドビーフは、薄切りにした牛肉と玉ねぎなどの野菜をデミグラスソースとトマトソースで煮込んだ料理で、マッシュルームなどきのこ類が入っている事が多いです。
元々はイギリスやアメリカで親しまれていた料理ですが、明治時代には日本にも伝わってきておりそれから日本人独自のアレンジを加えてご飯と一緒に食べるハヤシライスが誕生しました。
それぞれの違いは?
ハヤシライスとハッシュドビーフ、そしてビーフシチューの主な違いは、食べ方と具材のカットの大きさにあります。
ハヤシライス
カレーのようにご飯の上にかけて食べる事が多い。
ハッシュドビーフ
そのまま食べる、サフランライスやオムライスなどのトッピングとしたり、パンやマッシュポテトと一緒に楽しむことも多いですね。
ビーフシチュー
具材は比較的大きめにカットし、赤ワイン・香味野菜などと共にじっくり時間をかけて煮込むのが特徴と言えます。
ハヤシライスとビーフシチューの違いは?ルーは使いまわして大丈夫?まとめ
ハヤシライスとハッシュドビーフは、牛肉や玉ねぎをソースで煮込んだ料理で、明確な違いはありませんがハッシュドビーフはデミグラスソースの風味が強く、ハヤシライスはトマトの風味が強いというイメージですね、もちろん提供するお店によって味も配合の量も異なります。
ビーフストロガノフはサワークリームが入っているのが特徴的で、ビーフシチューは具材を大きめにカットして長時間煮込む点で異なります。
ルーの組み合わせで新しい味を発見したり、余ったルーを活用する方法についても是非試してみてくださいね。