「せっかくハンバーグを作ったのにパサついてしまった」
「ポサポサになったハンバーグをどうにか美味しくリメイクしたい」
「なぜパサつくのか知りたい」
このように、せっかく作ったハンバーグがパサついてしまって悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。しっとりジューシーなハンバーグを食べたいのに、思った通りに作れないとがっかりしますね。
ハンバーグがパサついてしまう原因は主に
①お肉の選び方
②水分の量
③つなぎの量
④タネのこね方
⑤焼き方
上記のうち一つでも当てはまるとパサついてしまう原因となってしまうため作る前にしっかり確認しておきたいものです。
本文では、ハンバーグがパサパサになる原因や、パサつきを防ぐ方法、美味しくリメイクする方法を紹介していますので、よろしければ参考にしてください。
ハンバーグがパサつく原因は?
ハンバーグがパサつく原因には、材料や調理方法など色んな要素があります。どれか一つでも問題があると、パサついてしまう可能性があるのです。
ここからは、ハンバーグがパサつく原因とその対策について紹介します。
お肉選び方
ハンバーグは当たり前ですがお肉が主役。使用するお肉の状態や質は、仕上がりに大きく影響します。
ひき肉を常温に戻してから使用すると、油分が外に流れ出やすくなるのでひき肉は使用直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、焼き上がりがパサつきが防げます。
また、使用する合いびき肉の割合は、牛ひき肉7:豚ひき肉3が理想と言われています。牛ひき肉の割合を増やすと旨味が増し、豚ひき肉を増やすと柔らかい仕上がりになりますので、お好みに合わせて調整すると良いですね。
水分量
ハンバーグのタネに含まれる水分が少な過ぎると、硬くなったりパサついた焼き上がりになってしまいます。タネの水分は、卵・牛乳・たまねぎなどに含まれる水分によって決まるので、材料の割合を調整しましょう。逆に水分が多すぎると、べちゃっとした仕上がりになるので注意が必要です。
つなぎ
パン粉・卵・塩などのつなぎは、タネに含まれる余分な水分を吸収し、肉汁が流れ出ないようにする役割があります。つなぎが少なすぎると、パサついた食感になってしまいます。パン粉は牛乳に浸してしっとりさせて使うのもポイント。
また、つなぎは材料をまとめる役割もあります。つなぎが少ないと、焼いたときにボロボロと崩れてしまう可能性があるため注意が必要です。
お肉250-300g:玉ねぎ100g:卵1個:パン粉1/2カップ(牛乳大さじ2)位の比率で美味しいハンバーグができます。お肉を増やすとうま味は増しますし減らすとふわふわなハンバーグになるので色々と試してみてお好みの比率を見つけてくださいね!
タネのこね方
タネのこね方にもコツが必要です。
タネの温度が高くなると油分が外に流れ出てしまいます。冷水で手を冷やしてからこねると良いでしょう。へらを使って混ぜるのも一つの方法です。
また、タネを作る際には、まずひき肉と塩をしっかりこねると、粘りが出てまとまりやすくなります。これにより肉汁が閉じ込められ、ジューシーなハンバーグになります。
焼き方
弱火で長時間加熱すると、肉汁が流れ出てパサついたハンバーグになってしまいます。はじめにフライパンをあたためて中火から強火で外側に焼き色をつけて肉汁を閉じ込めるのがポイントです。その後、火を弱めて蓋をし蒸し焼きにすることで中まで火が通ります。
ハンバーグがパサパサになるのを防ぐためのポイント
他に簡単にできるハンバーグがパサパサになるのを防ぐ方法をご紹介しますね。
小麦粉や片栗粉をまぶしてから焼く
肉汁が外に流れ出るのを防ぎ、均一に火が通ります。
軽くまぶすことで外側がカリッと仕上がります。
氷やマヨネーズを使う
タネをこねるときに氷を入れると油分が溶けるのを抑え、パサつきを防ぎます。
マヨネーズを加えるとジューシーな仕上がりになります。
パサパサになってしまったハンバーグをリメイクし復活
パサパサに焼きあがったってしまった時にリメイクする方法をご紹介します。
煮込みハンバーグ
水分が入り込むことでパサパサ感が緩和されます。
デミグラスソースやトマトソースなどでアレンジ可能です。
チーズや半熟卵を乗っける
チーズの油分や半熟卵のとろみでパサパサ感が和らぎます。
あんかけハンバーグ
あんをかければハンバーグを包み、パサパサ感も減ります。
冷めにくいのも利点です。
ハンバーガー
パテとして使い具材とソースでパサつきをカバーできます。
ハンバーグがパサつく原因と対策!ジューシーなハンバーグを作るコツまとめ
ハンバーグがパサパサになる原因が分かれば、工夫次第で美味しいハンバーグ作りを楽しむことができます。もしも失敗してしまっても、復活させるリメイク方法を知っていれば、無駄なく美味しく食べることができますから是非美味しい手作りハンバーグ作ってくださいね!