あなたは魚の粕漬けを焼く前に洗う派ですか?それとも洗わない派ですか?
焼く前にどっちが良いのだろう?と迷うことはありませんか?
結論としては「軽く洗う」か酒粕を「ふき取る」どちらでも大丈夫です。
酒粕には旨味成分が多く含まれており、表面を軽く拭き取ることで、より風味豊かに焼き上げることができるので酒粕の風味をしっかり味わいたい場合は軽くふき取る位が良いでしょうしいつも焦がしてしまうという場合は軽く洗って焼くと焦げにくいのでその時々に合わせて変えていくと違った味を味わえますね。
他には「焦がしてしまうことが多いので、上手に焼くコツを知りたい」という方も多いと思います。(私も油断していて焦がしたこともあります!)
本文では魚の粕漬けの洗う前の下準備と美味しく焼くためのポイントを詳しく書いていますのでより美味しい魚の粕漬けを楽しめるよう参考にしてください。
魚の粕漬けは洗うべき?洗わない方が良い?
粕漬けは、日本の伝統的な保存食で、酒粕に肉や魚、野菜を漬け込むことで風味が増します。魚の粕漬けとしては、赤魚や銀鱈、鮭などが人気ですね。
自宅で焼く際に重要なのは、酒粕を落とさずにそのまま焼くと焦げる原因になることです。軽く洗うか、酒粕を拭き取ってから焼くのがポイントです。
軽く洗うか手で拭って酒粕を落とす
焼く前に魚を洗うと風味が変わるのではと心配する方もいるかもしれませんが、魚の粕漬けは味がしっかりと染み込んでいるため、洗っても風味には影響しません。洗うのに抵抗がある場合は、手で酒粕を拭き取るだけでも大丈夫です。
水気を十分拭き取る
酒粕を落とした後は、ペーパータオルでしっかりとおさえ水気を拭き取ります。丁寧に水気のふき取りを行うことで、焦げ付きにくく美味しく焼き上げることができます。
魚の粕漬けを焼く際のポイント
焼く前の準備ができたら次は焼き方ですね!家庭で使用する調理器具によって焼き方も違ってきます。ここでは調理器具ごとの焼き方のポイントを紹介します。生焼けにならないように中心部までしっかり火を通すことが重要です。
フライパンの場合
初めて魚の粕漬けを焼くという方や、急いでいる時にはフライパンでの調理がおすすめです。フライパンは焼き加減をこまめにチェックできるので焦げる心配が少ないです。
①フライパンにクッキングシートを敷く。
②片面を弱火で5~6分ほど、皮に軽く焦げ目がつくまで焼く。
③ひっくり返してもう片面を約3~5分焼き上げます。
魚の厚さや種類、使うフライパンによっても焼き時間は異なるので、こまめにチェックし火の通りが心配な場合は蓋をして蒸し焼きにしましょう。
焼いている途中に出てくる水分は、キッチンペーパーでこまめに拭き取ってください。グリルで焼くよりは多少風味が劣りますが、フライパンでの調理は手軽にできるためおすすめです。
グリルの場合
本格的な魚の粕漬けを楽しみたいなら、グリルでの調理がおすすめです。グリルは網焼きに近い仕上がりになり、余分な水分を落としながら焼くことで、魚本来の旨味を引き出します。
①アルミホイルをグリルに敷く。
(アルミホイルはクシャクシャと軽く手で揉んで敷くことで魚の身がくっつきにくくなります)
②片面を弱火で5~6分ほど焼き、軽く焦げ目をつける。
③ひっくり返してもう片面も同様に焼く。
魚の種類や厚さ、グリルの機種によって焼き時間は異なるため、こまめに焼き加減はチェックしてくださいね!
グリルの後片付けが面倒な場合でも、アルミホイルを使うことで網を汚さずに焼けるので、ぜひ試してみてください。
オーブントースターの場合
グリルがない家庭では、オーブントースターを使うのがおすすめです。
①網に上に大きめに切ったアルミホイルを敷く。
(アルミホイルはクシャクシャと軽く手で揉んで敷くことで魚の身がくっつきにくくなります)
②アルミホイルで包み込んで弱火で7~8分ほど焼きます。
オーブントースターで包み焼きにすることで焦げ付きにくいのがメリットです。
表面に焦げ目をつけたい場合は、アルミホイルの上部を開いて焼き上げます。魚の厚さや種類、トースターの機種によって焼き時間は異なるため、こまめに焼き加減はチェックしてくださいね。
表面に焦げ目をつけることで、オーブントースターでもグリルで焼いたような仕上がりになるため、グリルがない家庭にもおすすめです。
冷凍の粕漬けを焼く際のポイント
魚の粕漬けは冷凍保存が可能です。市販のものはもちろん、自宅で作った粕漬けも冷凍保存できます。安く手に入る時には赤魚や鮭を多めに購入し、粕漬けを作って冷凍保存しておくことで、解凍して焼くだけで簡単に夕食やお弁当のおかずにもなるので便利です。
冷凍保存した粕漬けを美味しく焼くためには、正しく解凍することが重要です。適切な解凍方法を知ることで風味を損なわずに美味しく焼けます。
おすすめの解凍方法は
冷蔵庫解凍
半日程度チルドルームに入れて自然に解凍する方法です。解凍にはちょっと時間がかかりますが、風味を損なわずに美味しく焼き上げることができます。
氷水解凍
粕漬けを袋ごと氷水につけておくことで冷蔵庫で解凍するよりも早く解凍できます。前日に解凍を忘れた場合でも、当日に時間があれば氷水で解凍してください。魚に水が入らないよう袋の口はしっかり閉めてくださいね。
流水解凍
当日に時間がない場合は流水での解凍が良いでしょう。粕漬けの袋に流水を当て続けることで季節によって時間は変わりますが20~40分ほどで解凍できます。
他の解凍方法としては『常温解凍』や『電子レンジ解凍』がありますが、魚の水分が失われやすく、風味が損なわれる可能性があります。
後は美味しく焼くポイントを参考に焼いてくださいね!
魚の粕漬けは焼く前に洗う?洗わない?家庭でも粕漬を美味しく焼き上げるポイント!まとめ
この記事では魚の粕漬は焼く前に洗っても良いしふき取るだけでも良いという事とフライパン、グリル、オーブントースターを使って焦がさず美味しく焼くポイント、冷凍の粕漬を美味しく解凍する方法について書きました。
記事を参考にして美味しい魚の粕漬召し上がってくださいね!