日本の食卓に欠かせない蕎麦。その独特な風味と喉ごしを楽しむために、薬味を加えることで一層味わいが深まります。
おそばの薬味の定番であるわさびとネギやショウガやみょうがなど、定番、ちょっと一味違うものから変わり種まで蕎麦に合う薬味の種類を18選んでいますのであなた好みの薬味を試して美味しい薬味を発見してくださいね!詳しくは本文に書いていますので宜しければお読みください。
蕎麦の薬味の定番編
薬味は、料理に香りや風味を加え、栄養価を向上させるものです。特にシンプルな蕎麦には、薬味は大きな役割を果たします。まずは、蕎麦屋でよく見かける基本的な定番の薬味を紹介します。
わさび
わさびの辛味は蕎麦にぴったりです。しかし、つゆに溶かすと風味が全体に広がってしまうため、蕎麦に直接つけて食べるのがおすすめです。
しょうが・みょうが
特有の香りと辛味が食欲をそそります。旬の時期にはみょうがもおすすめです。
ねぎ
ねぎの辛味も蕎麦との相性が良いですね。白髪ねぎや青ねぎが定番で蕎麦屋でよく添えられています。
のり
磯の香りが蕎麦にぴったりです。ざるそばの上にふわっとのっているのが見慣れた感じですよね。
薬味のバリエーション編
蕎麦には他にも様々な薬味が添えられます。色とりどりの薬味は、見た目にも楽しさを与えてくれます。
大根おろし
清涼感のあるさっぱりとした風味が特徴です。もみじおろしにして提供されることもあります。
ごま
少量でも香りが広がり、異なる風味が楽しめます。
しそ
独特の風味が和の魅力を引き出してくれます。
蕎麦の薬味の変わり種編
蕎麦の薬味として知られているもの以外にも、様々な薬味を試してみるのも楽しいですね。
塩
蕎麦の風味を楽しむために、少量の天然塩をつけて食べるのも一興です。
紅しょうが
新生姜を塩と梅酢で漬けたもので、独特の風味が楽しめます。天ぷらと一緒に食べる時などに口の中かさっぱりするのでおすすめです。
柚子の皮
柚子の皮を細かく刻んで加えると、爽やかな香りが蕎麦の風味を引き立てます。
山椒
山椒を少量振りかけると、ピリッとした刺激が加わりまた違う風味になります。特に甘めの具が入っている時におすすめです。
天かす
揚げ玉とも呼ばれ、食感の変化が楽しめます。蕎麦にコクを与え、ボリュームがでて満足感を高めます。
唐辛子
一味唐辛子、七味唐辛子、他にも柚子胡椒など異なる辛味を楽しみたい時に添えていただきます。
乾燥海産物(桜えび、干し貝柱、わかめなど)
干した海産物は旨味が凝縮されています。あたたかいかけそばにいれるとまた違った風味が味わえます。
椎茸のうま煮
甘辛く煮た椎茸をスライスしたものを薬味にするのもおすすめです。
他にもお好みで色々なものを試してみるのも楽しいです。そうめんのようにきゅうりを添えてみたり、実はバジルも意外な組み合わせですが美味しいですよ!
薬味の歴史
薬味が添えられたのはいつからなのでしょうか?
蕎麦が日本に広まったのは鎌倉時代(1185-1333年)以降とされていますが、現在のような蕎麦切り(そばを細長く切ったもの)が普及したのは江戸時代(1603-1868年)だと言われています。
江戸時代には、蕎麦屋が町中に広がり、庶民の間で蕎麦が日常的に食べられるようになりました。
江戸時代の料理書や文献には、蕎麦を食べる際に薬味を添える記述が見られますので少なくとも江戸時代には薬味が蕎麦と一緒に提供されていたと考えられています。
わさびやねぎ、しょうがなどは、日本の伝統的な食材として古くから使われており、江戸時代には既に広く普及していました。
これらの薬味が蕎麦に合わせられるようになったのも自然な流れですね。
知っておきたい!定番から変わり種までそばの薬味18選!あなた好みの薬味で美味しさ発見!まとめ
蕎麦には多くの相性の良い薬味がありますが、蕎麦の風味を最大限に生かす薬味を選び、適切な量を加えることでおそばの味を生かしながら美味しく食べる事が出来ます。ポイントを押さえて、様々な薬味の組み合わせを楽しんでみてください。いつもとは違った美味しさを発見できるかもしれませんよ!
個人的に好きなのは定番のわさび、ネギなどですがちょっとボリュームが欲しい時には天かすを足したり、夏にはみょうが、冬にはかけそばにおろししょうがと椎茸のうま煮を合わせて食べたりしてます。