日本の食卓に欠かせない豆腐は、ヘルシーで、冷やしても温めてもサラダにも使える万能な食材ですね。しかし、種類が多く店頭に並ぶ多くの中からどれを選べばよいのか、迷ってしまうこともありますね。
豆腐には、絹ごしや木綿など、製造過程の違いによって様々な種類があり、味や食感、適した料理が異なります。記事では、豆腐を選ぶ際のポイントや、各種豆腐の特徴についても紹介してます。
本文では豆腐の特徴や料理に合わせた豆腐の選び方について詳しく書いていますので宜しければ参考にされてください。豆腐を使ったいろいろな料理に挑戦してくださいね！
豆腐の選び方
豆腐は、そのまま食べてもメインディッシュとしてもさまざまな料理に使える食材です。スーパーには多くのメーカーや価格帯の豆腐が並んでいますが、どのように選べばよいのでしょうか。
使う料理によって選ぶ
豆腐料理に応じて、適した豆腐を選ぶ方法があります。木綿豆腐は型崩れしにくく、焼いたり炒めたりする料理に向いています。一方、絹ごし豆腐は滑らかな食感で、湯豆腐や冷ややっこに適しています。このように、料理の種類に応じて豆腐を選ぶことがポイントです。
豆腐のサイズで選ぶ
豆腐は1丁、2丁と数えますが、実際の大きさや重さは店や地域、メーカーによって異なります。市販の豆腐は約300gが一般的ですが、一人暮らしや少量使用の場合は、小分けパックの豆腐を選ぶと便利です。料理のシチュエーションに応じて、適したサイズの豆腐を選びましょう。
原材料に注目して選ぶ
豆腐を選ぶ際には、原材料をチェックすることが重要です。特に注目すべきは、大豆、凝固剤、消泡剤の3つです。国産大豆100％使用、にがり（粗製海水塩化マグネシウム）を使用し、消泡剤不使用と記載された豆腐を選ぶことをおすすめします。豆腐は本来、大豆とにがり、水だけで作られるシンプルな食品ですので、添加物が少ないものが大豆のうま味を味わえます。
絹ごし豆腐と木綿豆腐に合う料理
絹ごし豆腐と木綿豆腐それぞれに合う料理をご紹介します。
絹ごし豆腐に合う料理法
冷ややっこ
絹ごし豆腐を冷やしてそのまま食べるシンプルな料理。醤油やポン酢、ネギ、生姜を添えて。
湯豆腐
絹ごし豆腐を鍋で温めて、ポン酢やごまだれでいただく。
豆腐サラダ
絹ごし豆腐をサラダのトッピングとしてのせ野菜と共にドレッシングで和える。
豆腐でお焼き
絹ごし豆腐の水気を切りすりつぶし、片栗粉、塩（お好みでけずり粉）を入れて粘りが出るまで混ぜてフライパンで焼く。具にはネギ、ニラ、かにかまや豚肉などお好みで。ポン酢にゴマ油やラー油、ゴマを入れたつけダレかお好み焼きソースをかけて焼けばお好み焼き風にも。
豆腐スムージー
絹ごし豆腐をフルーツや野菜と一緒にミキサーにかけてスムージーとして飲む。
木綿豆腐に合う料理法
揚げ出し豆腐
木綿豆腐を一口大に切り、片栗粉をまぶして揚げ、出汁と一緒にいただく。
豆腐ステーキ
木綿豆腐を厚切りにし、フライパンで焼いて、ソースをかけてステーキ風に。
麻婆豆腐
木綿豆腐を使うと崩れにくくしっかりとした食感が楽しめる。
炒り豆腐
木綿豆腐を崩して、野菜や肉と一緒に炒める和風のおかず。
豆腐ハンバーグ
木綿豆腐をミンチ肉と混ぜてヘルシーなハンバーグに。
豆腐の関連食品
同じような原料でも製造方法によってさまざまなものに変化する。大豆って本当に使い勝手が良い食材ですね！
油揚げ
油揚げは、薄く切った豆腐を油で揚げたもので、外はカリッと、中はふわふわとした食感が特徴です。日本の料理では、お味噌汁や煮物、巻物などに広く使われます。また、刻んでサラダに入れたり、甘辛く煮付けて稲荷寿司の皮としても利用されます。
厚揚げ
厚揚げは豆腐のしっかりとした食感が特徴です。揚げることで表面がカリッとし、中はふんわりとした食感を楽しめます。煮物や炒め物、焼き物などに使われ、さまざまな料理に応用できます。
凍り豆腐（高野豆腐）
高野豆腐は、豆腐を凍らせてから乾燥させたもので、長期保存が可能です。戻して使う際には、水やだし汁で戻し、煮物や炒め物、揚げ物などに利用されます。スポンジのような食感が特徴で、味がよく染み込みます。
湯葉
湯葉は、豆乳を加熱してできる薄い膜をすくい取ったもので、豆腐とはまた異なる食感と風味があります。生湯葉や乾燥湯葉があり、そのまま刺身として食べたり、巻き物や煮物、揚げ物などに使われます。
豆乳
大豆を水に浸してすりつぶした後、水を加えて煮詰めた汁をこした飲料。そのまま飲む、料理に使用（鍋、シチュー、グラタンなど）。
おから
大豆から豆腐を製造する過程で豆乳を絞った後に残るもの。
卯の花、サラダ、ハンバーグのつなぎ、お菓子など。
豆腐のデザート
豆腐を使ったデザートも最近では人気があります。豆腐プリンや豆腐チーズケーキ、豆腐アイスクリームなど、ヘルシーでありながら美味しいデザートが多数存在します。
豆腐はその多彩な種類と製法により、さまざまな食感や味わいを楽しむことができます。それぞれの特徴によって、さまざまな料理に応じて使い分けることで、より彩り豊かな食卓になりますね。
豆腐は、日本だけでなく、世界中で愛されている食材です。特にアジア圏では、日本と同様に多様な料理に使われています。豆腐を使った海外の料理は、その国の食文化や食材と融合し、個性豊かな味わいを楽しめるものがたくさんあります。最近ではアメリカやヨーロッパでも注目されているようですね！
豆腐のいろいろな種類と食べ方に合わせた選び方のポイントをご紹介まとめ
豆腐にはたくさんの種類がありますね。豆腐の世界はとっても奥深い！と感じます。シンプルな材料でつくられているので色々試して自分のお気に入りを見つけてみたいです。
選ぶポイントとしては豆腐を固める凝固剤に「にがり」を使用しているかどうかでにがりを使用した豆腐は大豆の風味が強く美味しいです。
豆腐には本当に多くの種類や関連商品があり、それぞれに特徴と用途があります
いろんな豆腐を試して自分のお気に入りを見つけ楽しんでくださいね。
